受験戦争

かつては「4当5落」(睡眠時間を4時間にして勉強すれば受かるが、5時間では受からない)などといわれ、その激烈な様を戦争に例えたものでした。しかし日本の終身雇用制が崩れ始めるとともに、学歴の重要性も昔ほどではなくなり、入社試験の面接で出身学校を問わない会社も出てきました。今も受験は厳しい競争の中で行われていますが、将来への選択肢が増えていることも事実です。




塾・予備校

学校の勉強を補う民間の教育機関です。日本の学校は一律の内容を一定の速度で教えるため、授業についていけない生徒や、逆に高レベルの学校を目指す生徒は塾や予備校での勉強が必要となります。全国的なチェーン展開をしている大規模校も多く、通信衛星を使った授業を行うなど一大産業分野を形成しています。塾や予備校は、今や公教育を補うものとして不可欠な存在です。




夜間学校

中・高・大学で働きながら学習を続けたい人のための定時制の学校ですが、さまざまな境遇の人に対する教育機関としても機能しています。例えば夜間中学を例にとると、第2次大戦のため十分な教育が受けられなかった人々に再教育の機会を提供してきましたし、最近は、日本に帰国した中国残留孤児や在日韓国人が夜間中学で日本語を勉強することも多くなっています。




大検

大検は「大学入学資格検定試験」の略で、文部省が毎年実施している検定試験です。大学や短大入学のためには高校卒業が資格として必要ですが、高校を卒業できなかった人でも、この試験に合格すれば高校卒業と同等の資格が認定されます。近年は、高校の教育環境に不適応、不満足な生徒が高校を中途退学し、大検を受けて大学進学の道を開こうとする例も増えてきています。




英語教育

日本では、中学1年から英語教育が始まり、大学を卒業するまでに最低8年間は英語を学ぶことになりますが、一向に英語を話せるようにはなりません。その原因のひとつは読解力中心の教育にあります。さらに日本語と英語は系統の違う言語であり、構造にも語いにも共通性がないために習得が困難なのです。しかし近年は国際共通語としての英語でコミュニケートする必要性が高まり、聞き話す英語力が求められています。従って、英会話を学ぶ学生や社会人が急速に増え、民間の「英会話学校」が台頭してきました。中学や高校、大学でもコミュニケーションを主眼とした英語教育に力を入れるようになってきました。