映画館の3分の1以下の料金で、自宅で気軽に映画が見られることから需要が多くなり、ここ10年足らずの間にレンタルビデオ・ショップの数は急激に増加しました。ビデオ・ソフトの売上高も、映画の興行収入の倍以上となり、今や映画は映画館で見るものではなく、ビデオ化されたものを借りて見るものとなりつつあります。そのため、閉館を余儀なくされた映画館も少なくありません。
日本では賭博は禁止されていますが、競馬、競輪、競艇などは公営ギャンブルとして公認されています。特に競馬は人気が高く、近年は女性ファンも多くなりました。日本中央競馬会による中央競馬と、地方自治体による地方競馬とがあり、大きなレースはテレビ中継もされています。
競輪もまた、当初は地方財政の復興を目的に始められたものですが、国民の娯楽としても定着しています。
1990年には日本からの出国者数は1千万人を超え、今や新婚旅行は海外が当り前、大学生の卒業旅行も海外が多くなりました。ハワイを含むアメリカには人気があり、アメリカの観光入国者数では2位英国に1.4倍の差をつけて日本が断然トップです*。オーストラリアや東南アジア、ヨーロッパなども人気があります。正月やゴールデンウィーク、夏休みは成田空港が最も混雑するシーズンです。
日本には温泉が多く、日本人ほど温泉好きな国民は世界でも珍しいといわれています。さまざまな泉質の温泉があり、昔からけがや病気を治すためにも温泉は利用されてきました。
著名な温泉場には旅館やホテルが立ち並び、大きなリゾート地を形成しています。しかし最近は大自然と静寂を求めて山奥の一軒家の温泉に人気が集まり、開放的な露天風呂で自然とのふれあいを楽しむ人も増えました。温泉が体をいやし、自然が心をいやすのです。旅行雑誌で温泉の特集が組まれることも多く、温泉ツアーも盛んに行われています。
諸外国と比較して、ゴルフ、テニス、ボウリング、遊園地、国内観光旅行などへの参加率が高い日本の余暇活動は、「高費用・行楽中心型」であるといえそうです。