宝くじ

宝くじは当籖金つき抽選券で、海外でのロッタリーやナンバー・ゲームと似ています。地方自治体で発行されており、収益は地方自治体の財源となります。

江戸時代(1603〜1867)に寺社の再建や修理にあてるため発売された富くじを起源とするもので、第1回宝くじは、1945年、政府によって1枚10円で発売されました。1等賞金は10万円、ほかに生地・タバコなども当たるとあって、物資の乏しかった当時は爆発的な人気を呼びました。

現在では、最高賞金は1億円に達するものもあります。しかも賞金には所得税がかからないとあって、あまりの人気に予約制がしかれるほどです。




カラオケ

カラオケの「カラ」は「空っぽ」、「オケ」は「オーケストラ」を指します。つまり、ボーカル部分がないオーケストラ音楽という意味です。カラオケの装置が1970年代中期に発売されると、飲み屋やバーなどに置かれてカラオケ・ブームとなり、庶民の娯楽として浸透しました。好きな曲をカラオケ伴奏に合わせて歌えばストレス解消になり、場を盛り上げることもできるとあって、つきあいの場にも欠かせないものとなっているのです。

最近は、中国をはじめとするアジアやアメリカ、ヨーロッパにも輸出されており、高い人気を得ています。




テレビゲーム

現在の子どもの遊びは戸外より室内中心になっていますが、テレビゲームはその最たるものです。海外、特にアメリカでもテレビゲームの人気は高く、メーカーの「ニンテンドー(任天堂)」といえばテレビゲームをさすほどです。エレクトロニクス技術を応用したコンピュータゲームの一種で、1978年から79年にかけて「インベーダーゲーム」が大流行し、その先駆けとなりました。今では内容もスポーツや冒険ものなど多様化してきました。最も人気がある「ドラゴンクエスト」シリーズの発売前には長蛇の列ができ、社会的なブームになりました。しかし過度の使用は視力低下やてんかんの発作の原因となるとの指摘もあります。




ゲームセンター

アメリカのカジノやピンボール・マシンなどの文化に影響され、1969年ごろから登場した遊興場です。スロットマシンなどもありますが、コンピュータで開発された映像によるゲームが主流です。インベーダー・ゲームが爆発的にヒットし、現在は「バーチャル・リアリティー」(仮想現実)を体験できる高度な機械に人気があります。10〜20代の若者の遊び場として繁華街に多く見られます。




ディスコ

東京や大阪などの大都市に多く見られますが、18歳未満は入場が規制されています。音楽、ダンス、ファッションにおいて流行の発信源となることが多く、とりわけ東京のディスコは流行最先端の場所といえます。華やかなファッションに身を包んだ若者たちが、音楽に合わせて自由に踊りを楽しみます。最近は人気のディスコの入場券が付いたCDも発売され、話題になりました。




パチンコ

1920年ごろにアメリカから伝わったコリント・ゲームを改良したものといわれています。多くの人の娯楽となっていますが、18歳未満の人は行うことができません。鋼鉄製の玉をばねではじいて、盤面にあるいくつかの穴に入れると、10個以上の玉が出てくるしくみです。昔は手動で玉をはじいていましたが、今は電動式になりました。獲得した玉は、タバコやお菓子など、さまざまな賞品と交換できます。




麻雀

麻雀は明治時代(1868〜1912)末期、中国からアメリカを経由して日本に伝わったゲームで、「牌」と呼ばれる136個の四角い駒を用いて4人で得点を争います。当初は貴族や金持ちの遊びでしたが、第2次大戦後庶民に普及しました。大学生やサラリーマンのつき合いによく利用されていましたが、次第にすたれつつあります。




将棋

日本の伝統的なゲームで、8世紀ごろとともに中国から日本に伝わり、その後独自の改良が加えられて、一般に広まりました。チェスによく似ていますが、相手から取った駒を自分の持ち駒として再び使用できる点が異なります。縦長の五角形をした木製の駒には、王や将軍などの地位や役割を示す文字が書かれており、その種類は全部で8つです。

2人の対戦者は、81個の正方形のます目が描かれた将棋盤の上で駒を動かします。それぞれが20枚の駒を持ち、初めに将棋盤の所定の位置に並べます。交互に駒を動かして、相手の王将を早く追いつめた方が勝ちとなるもので、毎年、全国名人戦も行われています。




囲碁・碁

囲碁は日本の代表的な室内娯楽の1つで、8世紀に中国から伝わりました。当初は貴族の遊びでしたが、13世紀ごろから大衆に普及し、現在に至っています。このゲームは2人で行うもので、361個の目(交点)のある正方形の碁盤を使い、目の上に1人が黒い碁石、もう1人が白い碁石を交互に並べていきます。自分の石で相手の石を囲めばそれを取ることができ、多く取った方が勝ちです。

上手な人が白い石を使い、黒い石を持った人から先に打ちます。互いの実力の差に応じて、あらかじめ黒石をいくつか碁盤の目に置いておくというルールがあるので、実力に差がある人同士でも互角に勝負することができます。




漫画

日本では漫画は大衆文化の1つとなっています。子供向けから少年・少女向け、サラリーマンやOL向けなど、それぞれの年齢層に合わせた漫画雑誌が数多く発行されており、スーツ姿のサラリーマンが電車内で漫画雑誌を読む光景も珍しくありません。しかし、中には単なる娯楽を超えた作品もあり、最近では経済、歴史などを漫画で分かりやすく解説した本も出版され、好調な売れ行きを見せています。