盆栽

盆栽は鉢植えにした観賞用の草木で、日本独特の芸術の1つです。代表的なものには松が挙げられますが、そのほかさまざまな草木も育てられています。 伸びすぎた根があれば鉢から出して切り、新しい土に植え替え、枝をこまめに剪定し、時には幹や枝に針金を巻いて成形するなどして、好みの形に仕上げていくのです。 草木の成長に合わせて行われるため、何世代にもわたって受け継がれていくこともあります。理想の形に仕上げるには専門家でもかなりの知識と手間を必要としますが、趣味として親しまれています。日本では主に中・高年の趣味とされていますが、アメリカでは若者にも人気があります。




家元

日本の古典芸能の多くは、それぞれがいくつかの流派を持っていますが、家元とはその流派の芸道を受け継いでいる、正統の家や人のことです。家元は自分の流派の芸道を守り、弟子からまたその弟子へと代々受け継がせていくのです。現在では華道茶道日本舞踊狂言など多くの分野で家元制度が取り入れられています。 家元という言葉の起源は、平安時代(794〜1185)の雅楽の家にあるといわれていますが、家元制度が盛んになったのは18世紀以降のことです。18世紀半ばからは家元が免許状伝授を行うようになりました。名取や師匠を介し、家元の権威が弟子たちにも継承されるようになったのです。